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秋冬も来てるヴィンテージライクなジュエリー! ヴィンテージを探したい人のためのサイト3選

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大ぶりのブリンブリンなアクセサリーが今年は初っ端から大人気ですが、その人気は年いっぱい続きそう。さまざまなお店でヴィンテージライクなアクセサリーが目立ちます。そこで、仏・エシカルファッション情報サイト「Eluxe Magazine」が、ヴィンテージ&ヴィンテージライクなジュエリーを見つけるのにピッタリのネットサーフィン先をご紹介します。

Liberty of London

小花柄のリバティプリントでお馴染み「Liberty of London」は、オンラインショップでヴィンテージジュエリーやモチーフを販売しています。

Annina Vogel charm at Liberty

Annina Vogel charm(Liberty)

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パレスチナ からアラブ伝統衣装である大判ストール「カフィーヤ」が阪急百貨店うめだ本店の期間限定ショップで販売

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※ETHICAL FASHION JAPANでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

パレスチナ・アマル」の、アラブ伝統衣装である大判ストール「カフィーヤ」が、阪急百貨店うめだ本店の期間限定ショップで販売される。

パレスチナから、平和への希望の象徴であるラスト・カフィーヤを販売。日本ではアフガン・ストールとも呼ばれる大判ストールだが、同ブランドがなぜ「ラスト」かというと、安価な外国製におされ、最後に唯一残った繊維工場で織られた最後のパレスチナ製カフィーヤだからだという。
palestine-amal-hakyu-umeda

織り機は日本製で、いまは自動車メーカーであるスズキのもの。同社が創業当時、機織り機の製造・輸出も行っており、現地の工場では60年メンテナンスを行いながら使い続けているという。旧式の日本製の織り機が、崩壊しつつあるパレスチナの地場産業を支えているかたちだ。今回販売されるストールは、イスラエルにより完全封鎖されていたヘブロンから、直接取り寄せたラスト・カフィーヤの販売を行っているもの。

「パレスチナ・アマル」のラスト・カフィーヤは、平和を求めるパレスチナ人のアイデンティティーの象徴。平和を望むすべての人々に届けたいという。

阪急百貨店梅田本店10階うめだスーク中央街区 期間限定ショップ出店
日程:2014年9月24日~9月30日
時間:10:00~20:00
※金・土は21:00まで。最終日は17:00まで。
場所:阪急百貨店うめだ本店10階うめだスーク中央街区
問い合わせ先:palestine.amal@gmail.com / 077-514-7136

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変化するためには、臨場感を持ってイメージしてみよう

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自由やクリエイティブは安定とは正反対のところにありますが、私たちはしばしば安定から離れることができなくなります。

脳科学者の苫米地英人(とまべち・ひでと)さんがよく言っている「ホメオスタシス」って言葉、ご存知でしょうか? 日本語で「恒常性維持機能=同一の状態」という意味です。

苫米地さんによると、人間の思考にはホメオスタシス(恒常性維持機能)があって、それがたとえ本心で望んでいないことでも、いまの状態にとどまりたいと思ってしまう傾向があるようなのです。

日常と違うことをすると、ホメオスタシス(恒常性維持機能)が働いて「元に戻さなくっちゃ! 新しいことなんてダメ!」と、いつもの状態に戻そうと働きます。

例えば、「ダイエットしよう!」と強く誓っても、翌日にはいつもと同じように食べてしまったり。「恋人が欲しい!」と思っているのに、恋の予感が始まると急に怖くなって、うまくいかない理由を探しては「やっぱりこの年になるといい男なんていないわよね!」なんて言い出したり。ワクワクするゴールを設定しても、その翌日には「なんで夢なんか抱いたんだろう。どうせ叶うわけがない。」などとネガティブになってしまったり……。

実はこれらは、まさしくホメオスタシスの働きなのです。

©Yumi KOMORI

©Yumi KOMORI

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革はどこからくるの? 命をいただくということはエシカルか否かを考える前に

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私はニット帽子のデザイナーなので、自分の作品に革をほとんど使用しません。でもシーズンによっては革ベルトをアクセサリーとして使用しますし、消費者としても靴やバッグでは、日頃から革にお世話になっています。

動物の革をファッションに使用することは、本来正しいことなのか? それとも間違ったことなのか……自問自答していた時期があります。あるエシカルブランドの商品を見ていたら、商品説明に「副産物の革を使用」と書いてありました。中身を食べる目的で殺された動物の革なら、捨てるよりは衣服に使用したほうが良いということですね。それは、そうかもしれません。また最近はフェイクレザー、フェイクファーの品質も高くなってきているので、全く使わないというのもアリかもしれません。

「命を食べる」ことの実際を、いっさい知らない私たち

では一歩進んで、「動物を食べる」という行為自体は、エシカルなのか否か? 非常に根源的で難しい問題なのは承知していますが、私なりに考えました。

Some rights reserved by Julian Dobson / Via Flickr

Some rights reserved by Julian Dobson / Via Flickr

もちろん、全くお肉を食べる必要はないという考え方もありだと思います。いまは、お肉の代わりになる食材もたくさん販売されています。しかしライオンがシマウマを食べるように、人間も一匹の動物として他の動物を食べるのは、しかたないことなのかもしれない、とも思います。古来から人間は狩りをし、動物を食して生き延びてきました。

しかし、本来のお肉の食べ方と現在のそれとは、何かが大きく違う気がするのも確かです。その違いは、「命を頂いている」ということを実感しているか否かの違いなのではないかと気づきました。

ヒトが自分で狩りをしていた頃は、否が応でも生きている動物を自分の手で殺し、死んでいく様を見届けていたと思います。それは重労働だったでしょうし、決して気持ちの良い行為ではなかったと想像します。でも、自分や家族が生き延びるために他の動物を殺し、捌き、そしてありがたくその命をいただいていたでしょう。

一方で、現在の肉のいただき方を考えてみました。私は主婦でもあるので、しょっちゅうスーパーの精肉売場に行きます。ステーキ用、しゃぶしゃぶ用、カレー用、ハンバーグ用……お肉はさまざまな形状にカットされ、きれいにパックされ、気軽に購入することができます。お肉を買い物かごに入れるとき、その動物が生きているときのことを想像する人がどれだけいるでしょうか? その動物が、殺される瞬間を思う人がどれだけいるでしょうか? 私は最近まで、考えてもみませんでした。そうです! 牛や豚が殺される瞬間、そしてどのように捌かれて店頭に並ぶのか、私たちは全く知らないのです!

お肉を食べることが善か悪かを考える前に、私たちも先人たちのように「動物を食べるために殺すということ」とはなんなのかを、頭で知るだけでなく五感で感じることが、まずは必要なのだと思いました。

東京都中央卸売市場食肉市場を訪ねました

小雨の降る秋のある日、私は品川駅前にある「東京都中央卸売市場食肉市場」を訪れました。通称「芝浦と場」と呼ばれている大きな施設です。ここには、毎日数百頭の牛と豚が運ばれてきます。その牛や豚は翌日にはここでと殺され、解体され、肉は競りにかけられ、市場に送り出されています。

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大阪初上陸! SOIL&RAIN BIOSHOP 阪急百貨店うめだ本店で展示販売開催中

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株式会社パノコトレーディング(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野倉皇男)オーガニックコットンのみを使用し、コットン本来の風合いを生かした日常着としての衣服、雑貨、小物などのブランド「SOIL&RAIN BIOSHOP(ソイルアンドレイン ビオショップ)」が、期間限定で阪急百貨店うめだ本店に登場。同ブランド初めての大阪出店となる。

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「私、シングルマザーになります」

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「Phuhiep(フーヒップ)」のアトリエがあるベトナムの古都フエ。そこには、元・船上生活者の家庭が少なからずあります。「Phuhiep」の女性アーティザンの一人であるルンは、面倒見が良い心根の温かい19才。今年、そんな彼女の人生に転機が訪れることになりました。その転機とは?

ゆったりと流れる時間の中、一つずつゆっくり生まれるアクセサリー。そして同じように少しずつ、人も美しく成長していくのです。

→前回のお話し「元・船上生活者の家庭出身の女性アーティザン、ルン

たっぷりと時間をかけて、アクセサリーは生まれる。そして人も……

フエのアトリエで刻まれる時の流れは、とても緩やかです。あらゆる物に溢れて変化も早い日本やシンガポールなどの国にいると、フエでの時間はまるで時が緩やかに重ねられていくよう。アトリエにはいつも、なんとも静かな時間が、風のようにそよそよと流れているような感覚です。そしてそのゆったりとした流れの中で、ひとつ、またひとつとアクセサリーが生みだされます。

このゆったりとした時間の流れ方の中で生まれるものーーそれはアクセサリーだけではなく、それを生みだすアーティザンたち「人」にもいえるのです。

「Phuhiep」のアクセサリーにたびたび使われる天然石。不揃いな天然石の中から、アーティザンたちが自らの感性で「これ!」というデザインに合う形や色のものを、じっくりと選んでいきます。

「Phuhiep」のアクセサリーにたびたび使われる天然石。不揃いな天然石の中から、アーティザンたちが自らの感性で「これ!」という形や色のものを、デザインに合わせてじっくりと選んでいきます。

アーティザンの中で最古参メンバーのルンは、シグニチャーモチーフであるニットリングのわずかな糸の乱れも見逃さない、細部へのこだわりを持つ女性アーティザンとして成長しました。彼女が一流の場で勝負できる職人として一人前になるのに努力し、かかった年月は、約7年。はい、ゆっくりじっくり7年です。

「Phuhiep」は、日本ではローンチしてまだ年月の浅いブランドです。しかしブランド立ち上げ以前の約6年間は、多くの支援者の方からご協力を得て、いまの前身・母体となる非営利団体・Hue Happy Projectでの識字教育と職業訓練プロジェクトを行っていました。当時12才だったルンは、そのプロジェクト参加者・受益者の一人として、必死でプロジェクトに食らいついてきた少女たちの中の一人です。

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Timberland 広島土砂災害支援と東日本大震災復興支援のための下取りキャンペーン

体と心をみずみずしくチャージしよう! LUSH初の野外イベント LUSH LIFE PARK 2014

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フレッシュハンドメイドコスメブランドの「LUSH(ラッシュ)」が、初の野外イベントを開催。2014年10月4日(土)・5日(日)の2日間、東京ミッドタウン 芝生広場(東京都港区)で、「2050年のLUSHな未来のために」をコンセプトに音楽ライブやアート、ワークショップなどが行われる。

IMAGE: Courtesy of LUSH JAPAN

IMAGE: Courtesy of LUSH JAPAN

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エシカルは五郎さんに学べ!

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最近、北の国からにはまりやっと、全巻(ドラマ+映画)見終わりました!

なぜ、このタイミングで見だしたのかは不明ですが、こんなに良い作品だと思いませんでした! もちろん、ホタルやジュンがとってもかわいいし、その成長を見ているのもおもしろいのですが、こんなところにエシカルがあるなんて思ってもいませんでした。

Some rights reserved by yoppy / Via Flickr

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待望のコラボ商品が実現! People Tree × Lee フェアトレードオーガニックコットンデニムを発表!

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9月3日の夜、フェアトレードのファッションブランド「ピープル・ツリー」とデニムブランドの「Lee」がコラボレーションして誕生したデニム商品の発表会が行われた。会場の中目黒にあるオーガニックカフェ・bio kitchenは、18時半の開場とともに満員となった。会場内ではドキュメンタリー映像が映し出され、今回のコラボデニムが、誰によってどんなところでどのように作っているのか、しっかり見ることができた。

このイベントではピープル・ツリー代表サフィア・ミニー氏、リー・ジャパンディレクターの細川秀和氏、そして、大正紡績の近藤健一氏を迎え、コラボデニムができるまでの思いを聞いた。ファシリテーターは「ピープル・ツリー」のアンバサダーでもある、末吉里花氏が務めた。

上段:大正紡績・近藤健一氏、下段左:フリーアナウンサー・末吉里花氏、下段中央:リー・ジャパンディレクター・細川秀和氏、下段右:ピープル・ツリー代表サフィア・ミニー氏〈IMAGE: Courtesy of People Tree〉

上段:大正紡績・近藤健一氏、下段左:フリーアナウンサー・末吉里花氏、下段中央:リー・ジャパンディレクター・細川秀和氏、下段右:ピープル・ツリー代表サフィア・ミニー氏〈IMAGE: Courtesy of People Tree〉

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H&M が「Conscious Denim」コレクションを発表 豪華な日本限定ビジュアルは道端ジェシカx Leslie Kee

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「H&M(エイチ&エム)」が、オーガニックコットンやリサイクル素材を使った「Conscious Collection(コンシャス コレクション)」から、新たにデニムを使用したコレクション「Conscious Denim(コンシャス デニム)」を発表。10月2日から発売開始となる。

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問題との向き合い方

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自分が何を考えているか、実は自分が一番よく分かっていないかもしれません。いまの自分の思考の状態を知るには、自分の身の回りの環境を見ると良い、と言われています。

いまの環境は自分にとって心地良いですか? それとも何かが違うと感じているでしょうか? それはそのまま、あなたの心のサインです。自分の部屋のように、居心地が悪ければ心地良くなるまで模様替えを繰り返してみましょう。

そして大切な周りにいてくれる人たち。まわりの人は、みんな自分に親切にしてくれるでしょうか? それとも、争いが絶えないでしょうか?

私たちは起こる問題に関して自分の外の世界に原因を求めがちですが、実は原因は全て自分の中に存在しています。

©Yumi KOMORI

©Yumi KOMORI

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アクセサリーを出荷するときのおまじない

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教育を受けずに育った元船上生活者の親の下に生まれ、貧しさや絶望感を乗り越え、想像を絶する努力をし、「Phuhiep(フーヒップ)」ブランド立ち上げと同時に、アーティザンとしての自立の第一歩を踏み出したルンが、妊娠しシングルマザーとして子どもを生むことになりました。

→前回のお話「『私、シングルマザーになります』

ルンから妊娠のことを打ち明けられたのは、ちょうど私たちがホーチミンでの初のコレクション展に向けて、準備をしている初夏のことでした。出産の予定は、今年の暮れ頃とのこと。ルンは日々大きくなるお腹をなでながら、体の負担のない範囲でアトリエでの仕事を淡々とこなしています。クリスマスにはきっと、元気なベイビーに会えることでしょう。

元船上生活者の定住地区の子どもたちの多くには、父親がいません。抗えない歴史の大河に翻弄される苦しい生活に堪え兼ね、夫が妻子を置いて失踪してしまうのです。残された妻が内職やその日暮らしの肉体労働をして子どもたちを必死に育てていくというケースや、最悪の場合には不法労働や人身売買に子どもを追いやってしまうというケースもあります。そういった彼らの子どもたちもまた、シングルマザーのまま身ごもるケースが多くみられます。ルンもその1人となったのです。

Photography: Ha Le

Photography: Ha Le

かつてルンが「お母さんは、私のことを愛していないの。私より姉のほうが大事みたい」と、つぶやいたことがありました。ベトナムでは、男の子が女の子よりも、はるかに大切にされて甘やかされて育つ社会であるようですが、ベトナムの中でも特に保守的な慣習が残っているフエにおいて、もしかすると、女の子の中でも年上の子のほうが(親の面倒を見るという意味でも)大切にされるのかもしれません。また下の子どもになるにつれて、親が愛情をかけなくなるということもあるのかもしれません。

ルンの持つ、人なつっこさや愛嬌は、元船上生活者であるいう生まれ育った家庭環境や、もしかすると日々感じているちょっとした愛情の欠如の裏返しなのか? と考えてみたりもするのです。

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インド洋の島々の廃材から作られる「旅する家具」ブランド gleam 元麻布に初の直営店をオープン

「皮」から「革」へーー皮鞣しの様子を見てきました

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「皮」と「革」。両方「かわ」と読みますが、どのように違うかご存知ですか? 動物から剥がされた「皮」は、そのままにしておくと腐ってしまうか、干からびて硬くなってしまいます。それに対して「革」は、皮を柔らかく腐らないように加工した状態のもので、靴やバックなどを作る材料になります。

その「皮」を「革」にする工程を「鞣す(なめす)」といいます。その鞣しの工程の中で、「皮」のタンパク質(主にコラーゲン繊維)を変成させる加工を施すことにより、腐らない「革」が生まるのです。その変成を起こさせるには、別の物質が必要です。その物質に植物のタンニンを使用していると「植物タンニン鞣し」とか「ベジタブルタンニン鞣し」といわれ、化学薬品の塩基性硫酸クロムが使われていると、「クロム鞣し」と一般的にいわれています。

比較的安価なクロム鞣しは、高度経済成長とともに主流となり、現在では植物タンニン鞣しができる工場は少なくなっています。最近では、クロム鞣しが環境に与える負荷や発癌性が指摘され、植物タンニン鞣しが見直されてきているものの、一度変えてしまった大掛かりな工場設備を元に戻すのは、簡単なことではないようです。

栃木レザーに行ってきました

そんな中、栃木県に環境にも配慮しながら、昔ながらの伝統的な植物タンニン鞣しの技術を守り、高品質な革を生み出している革鞣し工場があります。栃木レザーという会社です。昨年12月、見学ツアーがあると知り、私も参加させて頂きました。

栃木駅から徒歩圏内に、栃木レザーの広い工場はあります。この日は、順を追って「皮」から「革」になる工程を見学しました。

まずは、「原皮」と呼ばれる塩漬けされた皮が積まれている倉庫へ。原皮には、まだ毛や肉片も付いています。立ち込める動物臭。もしも夏だったら、もっと激しく臭うことでしょう。あらためて、革は動物の死骸から採れるものなのだと実感させられます。

最初に、原皮を水洗いします。塩漬けに使われていた塩分や汚れを専用ドラムでしっかり洗います。牛の皮は、その後の作業をするのにあまりにも大きく重たいので、水洗い後に縦半分にカットされます。

原皮(IMAGE: ami-tsumuli)
脱毛工程の様子。石灰乳の槽が並ぶ。(IMAGE: ami-tsumuli)

次に、石灰漬けによる脱毛作業に入ります。濃度が5段階にも分けられた石灰乳の槽に、順番に漬け込まれます。石灰で皮をアルカリ性にすると皮がほぐれ、自然に毛が抜けるのだそうです。現場の床にも、抜け落ちて濡れた白い毛がたくさん落ちていました。

その後「フレッシング(裏打ち)」といって、皮の裏面についた余分な脂肪や汚れをしっかり取り除き、次いで「脱灰」と「酵解」をします。石灰を取り除き、酵素でタンパク質を分解し、石灰漬けの段階で強いアルカリ性になった皮を中性に戻すのです。同時に、皮の表面を滑らかにする効果もあるそうです。ここまでが、鞣しの下準備です。

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ソーシャルプロダクツ・アワード2015 10月1日よりエントリー受付開始

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一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(東京都中央区、会長:江口 泰広)は、優れたソーシャルプロダクツを表彰する日本で唯一となる制度「ソーシャルプロダクツ・アワード2015」のエントリー受付を10月1日に開始。アパレル、ファッション、雑貨から、化粧品、食品、旅行など幅広い分野で、なんらかの社会性(環境、人、社会への配慮)を持つあらゆる商品・サービスが応募対象となる。

一昨年、昨年のソーシャルプロダクツ・アワードでは、「社会性×商品性」という新しい視点で選ばれた、これまでにない商品・サービスが受賞対象となっており、次代の消費ニーズに応えるものとして、高い評価を得たという。生活者の社会的意識が高まる中、3回目となる今回もユニークなソーシャルプロダクツを募集する。

2014年表彰式の様子(IMAGE: ソーシャルプロダクツ普及推進協会)

2014年表彰式の様子(IMAGE: ソーシャルプロダクツ普及推進協会)

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FUR FREE WEEK2014 全国12都市で毛皮反対デモ行進&アクション開催

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動物の権利運動を展開するNPO法人アニマルライツセンター(東京都渋谷区、代表理事:岡田千尋)では、毛皮にされる動物の擁護をアピールするため、「FUR FREE WEEK 2014」と題して 10月18日(土)~10月26日(日)、全国12都市で毛皮反対デモ行進等のアクションを開催する。

(IMAGE: Courtesy of AnimalRightsCenter JAPAN)
(IMAGE: Courtesy of AnimalRightsCenter JAPAN)
(IMAGE: Courtesy of AnimalRightsCenter JAPAN)
(IMAGE: Courtesy of AnimalRightsCenter JAPAN)

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自分の選択に迷いそうなときのお守りにーー EDAYA の新・ハイジュエリーライン「PULCHUS」

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失われつつある北ルソン・山岳先住民族の生き方にインスピレーションを受けたデザインと、その土地に受け継がれてきた精緻な職人技のコラボレーションによるステートメント・ジュエリーブランド「EDAYA」。その「EDAYA」から、新しくハイジュエリーライン「PULCHUS」が登場した。
EDAYA-1

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アルケミスト

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「アルケミストーー夢を旅した少年」(パウロ コエーリョ、角川文庫—角川文庫ソフィア)という本を久々に読みました。数年前に友人からプレゼントされた本なのですが、私はこの本で価値観が大きく変わったような気がします。友人たちの中にも不思議とそういう人がたくさんいます。

私のイチオシなので、ちょっとご紹介させていただきます(読書の秋ですしね)!

羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。
そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。
長い時間を共に過ごした羊たちを売り、
アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。
「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」
「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと
旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。
欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。

Amazon「BOOK」データベースより引用)

©Yumi KOMORI

©Yumi KOMORI

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【短期アルバイト募集】Liv:ra 展示会サポートスタッフ

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「楽しく世界を変える」をコンセプトに、オーガニックコットンや新しい技術を採用した色鮮やかな草木染めなどでものづくりを行うブランド「Liv:ra(リブラ)」が、東京ビッグサイトで開催される大規模展示会「ファッションワールド東京2014秋 アパレルEXPO」に出展します。その際、受付業務を担当してくださるアルバイトスタッフを募集します。

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